ベイビーレイズJAPAN主催<EMOTIONAL IDOROCK FES.>レポート
ハバナイ、NDG、おやホロという東京アンダーグラウンド三つ巴というバンドシーンを捉えた映像作品の上映後トークショーに出演しました。同席者はなんと、最も重要な人物である浅見北斗さん(Have a Nice Day!)とライターの先輩の鶯巣大介さんでした。
3776ワンマン@新宿LOFTのお手伝いで望月さんと初めて会話した際に、唐突に決まった出演でした。最初は冗談だと思ったものの、後からOTOTOYディレクターの西澤さんより連絡があり、驚きつつも快諾しました。
若者視点からの"東京アンダーグラウンド"というトークテーマでしたが、ハバナイのファンは非常にハイコンテクストな方々であるので、質問事項などは鶯巣さんとしっかり考えました。
結果、ファンの方々からもお褒めの言葉をいただき、初体験ながら達成感ある経験となりました。望月さん、西澤さんをはじめ、大好きなハバナイ浅見さん、お家が近いライター鶯巣さんに感謝申し上げます。
以下、ツイートやニュースをざっと。
本日も!
— モチヅキシンノスケ (@omochi1980hige) 2016年9月5日
『モッシュピット LIVE VERSION』ポレポレ東中野にて20時〜レイトショー開催!
アフタートークは、再びハバナイの浅見北斗!遅刻厳禁!
お相手は、OTOTOYの鶯巣&椿の若手ライターコンビ! pic.twitter.com/gKcbOpVe6q
僕も9月5日(月)に出演させていただきます! 椿くんと共にハバナイ浅見さんと喋ります。よろしくお願いします。https://t.co/S58UNxy4Qx
— ugusu (@ugdk) 2016年8月18日
ポレポレ東中野「モッシュピット ライブバージョン」。ハバナイ浅見さんに、ライター鶯巣とototoyインターン椿がインタビューさせてもらいました。新鮮でおもしろかった!明日は小川晃一さんに僕が質問させていただきます!20時から。ぜひ! pic.twitter.com/LZBc1RxU2h
— 西澤裕郎 (@nishizawahiroo) 2016年9月5日
レッツポコポコ、新メンお披露目ライヴを即レポ
2016年8月11日(木・祝)に行われた、レッツポコポコ新メンバー「千歳ちの(ちーぼう)、琴海りお」お披露めイベント・レポート。
ゆるめるモ! プロデュース・チームが手がける第2弾アイドル・グループです。
【お知らせ】
— レッツポコポコ公式 (@Leppoco_staff) 2016年8月13日
先日行われた千歳ちの、琴海りおお披露目ライブのレポート記事をototoyさんに載せていただいております!
チェックの方よろしくお願いします!https://t.co/dvfKKOR44R#レッポコ
どついたるねん、レア曲も披露!! 充実のnestワンマンをレポート https://t.co/TNsbqBCFI5 pic.twitter.com/oSMLTY3J9V
— どついたるねん (@dotuitarunen) August 4, 2016
ぜひご覧になってみてください。また、OTOTOYではどついたるねんの音源を配信中です。ぜひ興味がありましたらご購入ください。
巻頭特集は「フリースタイルダンジョン」に関するラッパーのインタビュー。
中でも個人的に印象に残ったのがMC hime (Lyrical School)とMC MIRI (RHYMEBERRY)それぞれへのインタビューである。
MC himeのインタビューは、彼女の日本語ラップやヒップホップへの熱い思いと長年積んできた経験から語り得るラップに関する技術的な知識や見解が簡潔に、凝縮され述べられている。
(写真はMC hime)
MC MIRIは自身がフリースタイルラッパーとしてのキャリアも歩み始めたことから、自らが見える日本のヒップホップやフリースタイルを取り巻く現実に立脚し、「アイドルラッパー」という視点からフリースタイルダンジョンを語っている。そして先日MCバトルで飛び出し話題になった「リリスクdis」にも言及している。
(写真はMC MIRI)
やはり、バトルを切り口にヒップホップへの関心を広げてほしいというのがラッパーたちに共通する願いなのかもしれない。「バトルは好きだけど、ラップはあんまり聴かない」というような友達が周りにいないだろうか。もしくはあなたがそうだとしたら、有名どころからでも積極的に聴いてみたりラップバトルの現場に足を運ぶなどしてみるといいかもしれない。
彼女たちから伺えるヒップホップ、とりわけ日本語ラップに対する深い愛情は世間から見られる「アイドル像」へのカウンターとしても読み取れる。
彼女たちだけでなく、もちろんT-PABLOWやR-指定などフリースタイルダンジョンの主要出演者たちのインタビュー記事も掲載されている。
また、日本語ラップ関連でいえばTHE BOSS(THE BLUE HARB)のソロアルバム『IN THE NAME OF HIPHOP』リリースツアー千秋楽、恵比寿リキッドルーム公演の映像がDVDで発売されるため、BOSSへのインタビュー記事が載っている。そちらも要チェックだ。
「Hello! Project Talk」
本特集「Hello! Project Talk」はそれぞれの論客が自由に語らうインタビュー記事である。それぞれの視点からハローを考察することで、新たな楽しみ方が見つかるかもしれない。
まずは中島卓偉と前山田健一の音楽家対談。彼らはハローに曲や歌詞を提供した経験のあるミュージシャンである。
前山田健一はヒャダイン名義でももクロの大ヒットに大きく関わったことは誰もが知っていることだろう。卓偉はハローのファンからは”ポストつんく♂”としての期待も高い。
そんな彼らが自身の経験をもとにハローに曲や詩を書くときに意識していることは何か、自らが関わった作品にどのような感想を抱いているのかといった、私達には見えない作家視点のトークを繰り広げている。
また、両者がつんく♂をたいそう持ち上げるシーンがあるのだが、卓偉がつんくをひたすら自分の畑のスターにしたがるのが伺えて、序盤こそ前山田が話を正そうとするもしまいには丸く言いくるめられてしまっているのがとても面白い。
そして作家・朝井リョウ(『桐島、部活やめるってよ』など)の単独インタビュー。
彼は今までも多くの場面(「HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK」や「第6回ハロショデラックス」など)で柚木麻子を主要パートナーにして、石田衣良ら作家たちとタッグを組みハロ愛を世に説いてきた。
彼の自由奔放だがどこか現実にありそうな想像力・妄想力が今回も遺憾なく発揮されている。トーク自体は連日武道館で行われた田村芽実(アンジュルム)、鈴木香音(モーニング娘。’16)の卒業コンサートに触れて始まる。
最後に劔・犬山夫妻の家族会議と題した若干おのろけムードな対談インタビューである。
劔さんは筋金入りのハロヲタとして知られ、自身のヲタ活を軸にした人間味あふれる自伝漫画が単行本としてヒットした。犬山さんはモーニング娘。がプラチナ期と呼ばれる2009年~2011年頃にインターネットでエッセイストとして活躍し始め、今やワイドショーのコメンテーターや美人コラムニストとして人気な人物である。
夫婦揃ってハロヲタで、彼らを結びつけたハロー関連のエピソードや普段交わすハロトークについて、ヲタク同士だからこそできた恋愛など、ちょいちょいおのろけが垣間見えるトークは読んでいてこちらがニヤニヤしてしまう。
その他の内容はホームページより引用...
【表紙&巻頭】佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)
「BORN TO BE A PINK」
ハタチを迎えたももクロのアイドル・佐々木彩夏が本誌初登場! 12Pのグラビア、ロングインタビュー、メンバー&関係者からの祝福コメント、ドームツアー記、あーりん論など、計22Pにわたって、“大人あーりん”を大特集!【特集1】乃木坂46
01「とある三つ子ファッション」生駒里奈/松村沙友理/佐々木琴子
02「僕たちの好きな“なーちゃん”」
03「CAPTAIN NOGIZAKA」桜井玲香
04「夏の2期生の作り方」【特集2】欅坂46
「現時の惰眠を警醒せよ」
Part.01
平手友梨奈/鈴本美愉/小林由依/渡辺梨加
Part.02
志田愛佳/菅井友香/守屋茜/渡邉理佐/長濱ねる【特集3】ハロー!プロジェクト
「Hello! Project Talk」
中島卓偉×前山田健一「ハロプロに曲を書くということ」
朝井リョウ「ハロプロ極私的体験記」
劔樹人×犬山紙子「ハロプロ家族会議」【ファッション企画】「a day in the life」/秋本帆華、咲良菜緒(チームしゃちほこ)
「The First Experience」/アップアップガールズ(仮)
「QUIET STRENGTH」東李苑(SKE48)【読み物特集】「Already Starting!!」/さくら学院
転入生ファイルに新制服グラビア、新生徒会のインタビューから在校生のコレ推し、さらにはキメ顏選手権まで……。動き出したばかりの2016年度さくら学院を大特集!「メディアとアイドル」テレビやラジオ、ウェブ番組の制作陣から見た、アイドルがメディアで光る瞬間とは?
神原孝/佐久間宣行(テレビ東京)/吉田尚記(ニッポン放送)/上野洋輔(テレビ朝日)/金子理江(LADYBABY)【連載】渋谷凪咲(NMB48)/ロッカジャポニカ/一ノ瀬みか、羽鳥みき(神宿)/野村みな美(こぶしファクトリー)/根本凪(虹のコンキスタドール)
<後記>
今回改めて雑誌の良さに気づいたというか、久しぶりに「雑誌って面白い!」と思った。各誌、ある程度対象層を絞っているわけだが、その中でも多角的な視点で企画が練られていることがわかる。例えばOVERTUREはアイドル雑誌であるがグラビアだけではない。例えば巻末に「それぞれが望むアイドルフェスセトリ」というような企画を打ち出している。雑誌編集者やライター、アイドルが好きな芸能人など他多くのアイドルファンの趣向に目を向けたこの企画は、アイドルではなくアイドルファンへのシンパシーを喚起するという点で一部ファンには斬新なのではなかろうか。所々ツッコミどころもあって飽きずに楽しむことができる。
<外部リンク>
・TV Bros. 2016年7月2日号|TOKYO NEWS マガジン&ムック
(文・タク)