プレスリリース作成(テレビ・新聞用) 東京大学 自主ゼミ「ストリート・カルチャーと社会」
テレビ・新聞用のプレスリリースの作成は初めてだったので、時間と労力がかかりました。
プレスリリース作成のお仕事お待ちしております。
プレスリリース作成(Web用)『湯会』2017/5/20 第1弾
新たにこの春から在籍している会社のプレスリリースを制作しました。
プレスリリース作成のお仕事お待ちしております。
【ライヴレポ】レッツポコポコ 1周年記念2ndワンマン@新宿LOFT
レッツポコポコ、始まりの地〈新宿LOFT〉での1周年記念ワンマン
ーーOTOTOYライヴレポ
レッツポコポコさんの1周年記念ワンマンをレポートさせていただきました。
この日、諸々事情があって急に「新宿LOFTに行ってくれ」と言われて、走って会場に。
デビューした思い出の場所とはいえ、そのお披露目はワンマンではなくPass Code主催の対バン型ライヴ・イベントでした。老舗ライヴ・ハウス新宿LOFTでのワンマンなんてそんな簡単なものじゃない。本当に大丈夫なのだろうかと思ったのですが、そんなのは杞憂で、会場に入るとステージからまっすぐPA席まで人で埋まってました。
あんまりアッパーじゃないのに加え、楽曲も「昭和歌謡リスペクト」を謳うニッチなものを扱っていますが、そのピースフルで穏やかな世界観は確実にファンを増やしていったのでした。
デビューから半年、活動辞退や卒業などメンバーの脱退が相次ぎどうなるかと思った矢先に琴海と千歳の加入。あの新メンバーお披露目ライヴを境に成長まっしぐらだったように思います。
レポートにもうちょっと書き足そうと思ったのですが、まぁ分量多すぎて読みにくくなるし、余計かなと思い総括は軽い程度に。みんな以前より明るく、そして自然でした。緊張がほぐれ、リラックスしていたように思えます。
こひなちゃんとか、特に元気でしたね。幸せそうにキラキラしていて、そんなこひなちゃんを見るファンもきっと心がより明るくなったのではないでしょうか。
【ライヴレポ】ninja beats ワンマンライヴ@WWW
ninja beats、転機のWWWワンマンは超満員、ウクレレとヒューマンビートボックスは可能性を追求し続けるーーOTOTOYライヴレポ
ninja beatsさんとの出会いは、高校の先輩のyossi 2 the futureさん(鎌田さん)が企画したお寺×Hip-Hopというドープなイベント〈煩悩 #Bornow〉でした。
当時は、僕は半分観客、半分お手伝いという感じでどこまで関わっていいのかわからなかっとこともあって特に会話は交わしませんでした。
しかし、後日諸々あって再びお会いすることになり、話が弾んで今に至ります。ninja beatsでウクレレを弾くSHINさんはとても漸進力がある方です。野心や夢を見据えて一歩一歩エネルギッシュに、かつ丁寧に進む彼の姿勢に僕は触発されました。俺もこんくらいやる気に満ちてぇなぁみたいに(笑)
彼らは主にダブステップやEDM系の音楽をやっています。僕個人としては、ジュークやUKガラージなどアングラなクラブ・ミュージックもこれからチャレンジしてもらいたいなと思ったりしています。例えば、水曜日のカンパネラって、ダブステップはもちろん、ジャングルやドラムンベース、ジューク、フューチャーベースなど基本的にどのジャンルにも手をつけていますよね。
ただ、水カンにはボーカルがいました。クラブ・ミュージック、ベース・ミュージックのサウンドをここまで押し上げたことがまずすごいのですが、友達とかに話を聞いてみるとどうしても上物の話題しか上がってきません。「あのサウンドに惹かれて現行のベース・ミュージックを掘り始めた」とか「より体感的にベース・ミュージック・カルチャーに触れてみたいからクラブに行く」っていう方々には出会ったことがありません。
結局、ボーカルがいるとボーカルしか聞かれない。トラックは「雰囲気」としてしか聴かれない。のかな。そこが僕の中でずっとひっかかってました。
でも、ninja beatsはそこを乗り越えてくれるんじゃないかって、期待してます。ウクレレとヒューマンビートボックスって、どう頑張ってもDTMレベルの複雑なビートは打てないでしょとか、ウクレレ一本じゃメロ味気ないでしょ、とか先行イメージはあるかもしれないけれど、聴いてみるとそんな悪くないし、逆にキャッチーでポップだなって思うはずです。
ウクレレの音ってあんなに綺麗なんですね。あの華奢で可愛いボディから高音域をメロウに出すわけです。で、ヒューマンビートボックスのベース音は想像以上にボディ・ブロウを食らわしてきました。ある程度ちゃんとした箱、スピーカーで聴くといいですね、ビート音楽は。
んで、何よりそういう意外性のあるパフォーマンス・スタイルって若者の気を惹き得ると思います。だから彼らのファンには、「音楽に惹かれた」というより、ざっくりとその世界観や絵に惹かれたっていう人がいてもおかしくないと思います。それこそ、ユーチューバーやアカペラ人気のおかげでボイパは今や若者の関心の大きな的で、若者に訴求力がある。
長くなってしまったけど、おこがましくも僕が彼らをフィーチャーしたいなって思ったのは、インスト・ベース・ミュージックを音楽ファン以外にも広め得ると思ったから。動き方次第では、ボーカルとボーカル・メロディへの日本人の異常なほどの固執も解消してくれるかもしれない。
とか。いや〜。眠くて寝る。
解禁しておくけど、ちょくちょく訂正・更新はしていくかと。では。
俺的ベストアルバム2016
2016年、見返すとこんなに良作多かったかという感じだ。思い出してないものもあると思う。ボンイヴェールとかデヴィッドボウイとか年暮れにはかなりの雑誌がフィーチャーしていたなぁ。ってことで、贔屓目の評価入れた上での僕なりのランキングをパッと!!
10. The 1975
『I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful Yet So Unaware of It』
youtu.be
The 1975の2枚目となるオリジナル•アルバム。多少贔屓目入ってるかも。前作が良すぎた。邦題も原題そのものも超ダサいけど、曲は本当にいい。艶のあるカッティングはここ数年リバイバルで盛り上がってるブギーファンクで飽きるほど聴いてるけど、彼らのロックからは白人テクノっぽいクラブサウンドが聴き取れて新鮮だった。出てきたときはThe Stone Rosesが引き出されて語られることが多かったけど、僕としてはPhoenixが近いと思ってる。リード曲「The Sound」は特に必聴。
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9. Bruno Mars『24K Magic』
全9曲収録、計34分。アルバム作品として聴きやすい1枚。
ミニアルバムとフルアルバムの線引きについての議論は絶えないけれど、ブルーノ・マーズがベストな裁量の"フルアルバム"を提示したと僕は受け取った。内容としてはディスコファンクリバイバル。JBオマージュ「Perm」も最高。
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8. Primal Scream 『Chaosmosis』
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7. サニーデイ・サービス『DANCE TO YOU』
「今の若手ソフトロック・バンドはだいたい彼らのオマージュバンド」と言っても過言ではないくらいインディーズ市場に影響を与え続けるサニーデイ・サービス。しかし、後継者たちがずっと歴史的名盤『東京』のサニーデイを追う中、当のサニーデイは"新しいサニーデイ"を打ち出した。それがこの新たな名盤『DANCE TO YOU』。僕は特に「苺畑でつかまえて」を推したい。
(OTOTOY : http://ototoy.jp/_/default/p/64957)
6. Tycho 『EPOCH』
ティコはインストのエレクトロ・バンド。聴いたな〜〜〜〜〜!
本当は一番コメント書きたいくらい。ずるずる考えてたら出てこん!
(OTOTOY : Tycho / Epoch - OTOTOY)
5. Anderson Paak. 『Malibu』
偏差値が高い音楽にコメントをつけることはとてもおこがましいので控えたいが、ネオソウルなトラックにラップをリンクさせるのってかなり技術がいるのではないだろうか。あんなに重い横揺れのサウンドを助長するようなラップに心惹かれた。来日単独公演はおいなり兄貴の助けもあってなんとか入場し、彼らの音楽に直接触れることができた。聴きやすい。
4. Blood Orange 『Freetown Sound』(※リンク曲は0:40から)
年末に知って聴いた。ジャケットを見る感じ、hip-hopかなんかかなって思ったらリバーブが超かかった流麗なR&Bだった。
《ケンドリック・ラマー『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』のように、ディアンジェロ『ブラック・メサイア』のように、あるいはビヨンセ『レモネード』のように……ブラック・カルチャーにまつわる時代を象徴するアルバムになってしまった。 (〜中略〜) 自然と「自分はどこから来たのか?」というルーツの問題に取り組むこととなり、前作『キューピッド・デラックス』では母の出身地であるギニアに赴いていたが、本作でもそのテーマを深めようとしている。根本的にはパーソナルなアルバムである。...》
詳しいことはele-kingでレヴューがあるのでそちらを参照。面白いから気になった人は読んでほしい。おすすめは「best to you」。正直、めちゃめちゃ心地いい。聴きやすい。俺的にはポップスだ。このアルバムを機に、たくさん彼の音楽を聴いてます!
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3. 蓮沼執太 『メロディーズ』
2016年1月に出たこのアルバムは1年経っても色褪せることなかったなあ。
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2. in the blue shirt『Sensation of Bluness』
TREKKIE TRAXからリリースされた新作。現役京大院生。ゼミにこもりながらこんなにポップなフューチャー・ベースを作ってるかと思うと文系でバカな僕は一生頭が上がらない。Carpainterに並んで大衆層に深くリーチし得るトラックメイカーだと思う。彼らがクラブ・ミュージックへのイメージを変えていってほしい。
OTOTOY : in the blue shirt / Sensation Of Blueness - OTOTOY
1. D.A.N.『D.A.N.』
言うまでもなく2016年はD.A.N.が一番だった。ベースミュージックを基調としながら、構成は楽器バンド、歌詞は日本語、歌はファルセット。悪い人たちが作るベース・ミュージックと、キリンジに代表される日本のソフトロックなど諸々をミックスさせた斬新なサウンドと「日本語でやること」が多くの評価を受けた。
2017年のフジロック出演アーティスト・ラインナップ第1弾が 解禁された。今回のメンツはD.A.N.やyahyelなどのアンビエント・エレクトロニカ・ベース・ロックというワードをキーにするメンツが多いように思う。要は彼らのルーツが並んでるわけで。昨年も出演していたけど、今年もラインナップに顔を並べてほしいなあ。
(OTOTOY : D.A.N. / D.A.N.(24bit/88.2kHz) - OTOTOY)
ちなみに候補には、水曜日のカンパネラ、RYUTist、sora tob sakanaとか、ありました。めっちゃありました。
はい!!!グラミー賞楽しみましょう!!!