TSUBAKI WORKS✒︎

活動の記録

【ライヴレポ】ninja beats ワンマンライヴ@WWW

 

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ninja beats、転機のWWWワンマンは超満員、ウクレレヒューマンビートボックスは可能性を追求し続けるーーOTOTOYライヴレポ

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 ninja beatsさんとの出会いは、高校の先輩のyossi 2 the futureさん(鎌田さん)が企画したお寺×Hip-Hopというドープなイベント〈煩悩 #Bornow〉でした。

 

 

 当時は、僕は半分観客、半分お手伝いという感じでどこまで関わっていいのかわからなかっとこともあって特に会話は交わしませんでした。

しかし、後日諸々あって再びお会いすることになり、話が弾んで今に至ります。ninja beatsでウクレレを弾くSHINさんはとても漸進力がある方です。野心や夢を見据えて一歩一歩エネルギッシュに、かつ丁寧に進む彼の姿勢に僕は触発されました。俺もこんくらいやる気に満ちてぇなぁみたいに(笑)

 

 

 彼らは主にダブステップやEDM系の音楽をやっています。僕個人としては、ジュークやUKガラージなどアングラなクラブ・ミュージックもこれからチャレンジしてもらいたいなと思ったりしています。例えば、水曜日のカンパネラって、ダブステップはもちろん、ジャングルやドラムンベース、ジューク、フューチャーベースなど基本的にどのジャンルにも手をつけていますよね。

 

 ただ、水カンにはボーカルがいました。クラブ・ミュージック、ベース・ミュージックのサウンドをここまで押し上げたことがまずすごいのですが、友達とかに話を聞いてみるとどうしても上物の話題しか上がってきません。「あのサウンドに惹かれて現行のベース・ミュージックを掘り始めた」とか「より体感的にベース・ミュージック・カルチャーに触れてみたいからクラブに行く」っていう方々には出会ったことがありません。

 

 結局、ボーカルがいるとボーカルしか聞かれない。トラックは「雰囲気」としてしか聴かれない。のかな。そこが僕の中でずっとひっかかってました。

 

 でも、ninja beatsはそこを乗り越えてくれるんじゃないかって、期待してます。ウクレレヒューマンビートボックスって、どう頑張ってもDTMレベルの複雑なビートは打てないでしょとか、ウクレレ一本じゃメロ味気ないでしょ、とか先行イメージはあるかもしれないけれど、聴いてみるとそんな悪くないし、逆にキャッチーでポップだなって思うはずです。

 

 ウクレレの音ってあんなに綺麗なんですね。あの華奢で可愛いボディから高音域をメロウに出すわけです。で、ヒューマンビートボックスのベース音は想像以上にボディ・ブロウを食らわしてきました。ある程度ちゃんとした箱、スピーカーで聴くといいですね、ビート音楽は。

 

 んで、何よりそういう意外性のあるパフォーマンス・スタイルって若者の気を惹き得ると思います。だから彼らのファンには、「音楽に惹かれた」というより、ざっくりとその世界観や絵に惹かれたっていう人がいてもおかしくないと思います。それこそ、ユーチューバーやアカペラ人気のおかげでボイパは今や若者の関心の大きな的で、若者に訴求力がある。

 

長くなってしまったけど、おこがましくも僕が彼らをフィーチャーしたいなって思ったのは、インスト・ベース・ミュージックを音楽ファン以外にも広め得ると思ったから。動き方次第では、ボーカルとボーカル・メロディへの日本人の異常なほどの固執も解消してくれるかもしれない。

 

とか。いや〜。眠くて寝る。

 

 

解禁しておくけど、ちょくちょく訂正・更新はしていくかと。では。

 

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